ライトノベル ウィザーズ・ブレインW レビュー

タイトル ウィザーズ・ブレインW<上><下>
著者 三枝零一
イラスト 純珪一
出版 電撃
発売日 2003年12月〜2004年1月


執筆者:jade 評価:B→B
《マザーシステム》暴走によるシティ神戸崩壊から4ヶ月。 便利屋を営む《魔法士》錬とフィアは、調査に訪れたスイスの古い地下実験施設で一人の少年と出会う。
少年の名はエドワード・ザイン。 《魔法士》の生みの親の一人、エリザベート・ザインが生涯最後に作り出した最高の《人形使い》、そして世界に三機しか存在しない、雲上航行艦『ウィリアム・シェイクスピア』のマスターであった。
シティ・ロンドンを脱走したエドは、追手を逃れてこのプラントに潜んでいたのだ。
そして彼ら三人の前に現れた追手とは、雲上航行艦《HunterPigeon》を駆るヘイズとファンメイだった。
青空を取り戻すために《世界樹》を発芽させようとするエドの計画に共感した錬とフィアはエドに協力を誓うのだが、《世界樹》には恐るべき秘密が隠されていた───
滅亡へ向かう近未来を舞台に、物理法則すら操る《魔法士》たちの戦いを描く、人気シリーズ第4弾!

雲の上を舞台に1巻の主役・錬とフィア、2巻の主役・ヘイズとファンメイの物語が交差する今回、普通ならこの手の展開は盛り上がるはずなんですが、最後まで感情移入することなく淡々と読み終わってしまいました。
う〜ん、文章的な欠点は最早ほぼ目に付かないレベルにまで達してはいるんだけど、いかんせんストーリーが弱いなぁ…欠点が無くても強調材料がなければ出来上がるのは凡百な作品に過ぎないという見本のようですね。

ファンメイの変調が今回の泣き所なんだろうけど、あまり思い入れのあるキャラじゃなかったから何の感慨も湧かなかったし、かといって、これといった灰汁の強いキャラも登場しなかったしなぁ…
正直、分冊した割には盛り上がりに欠けるストーリーだったと言わざるを得ませんでした。次に期待。 


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